水垢の汚れは

水回りの掃除は、手間がかかるものです。しかし、水回りはきれいな状態を保ちたい箇所でもあり、日常的に掃除を心がけているという人も多いのではないでしょうか。

それでも、いつの間にかカビが生えていたり、水垢が溜まっていたりします。そのようなときに、ハウスクリーニングに依頼して、水垢を落としてもらう方法があります。

ハウスクリーニングでは、汚れに応じた洗剤を使って、キッチンや浴室、洗面所、トイレなどの水回りの汚れを落としてもらえます。

今回は、ハウスクリーニングに依頼して水垢を落としてもらうときに知っておきたいポイントをまとめて紹介します。

水垢が溜まりやすい場所

水回りといっても、それぞれ空間や使い方が異なります。
用途が異なるため、付きやすい汚れの種類が異なり、水垢を落とすための洗剤も汚れに応じたものを選ばなければなりません。

ハウスクリーニングでは、同じ水回りでも用途に合わせた洗剤や掃除道具を使って、水垢をクリーニングしてくれます。
ここでは、水回りの代表的な箇所がどのようにクリーニングされるのかを詳しく紹介しましょう。

キッチン

キッチンは、毎日何度も使う水回りの箇所です。
汚れの種類も多岐にわたり、水垢に加えて、油汚れや石鹸カスも付きやすいです。また、カビが発生しやすい箇所でもあります。

よく使う水回りの箇所であり、食品を扱う場所であるため、こまめに掃除しているという人も多いでしょう。
しかし、隅々まで都度掃除することは難しいものがあります。

またシンクでは強く擦ったり、洗浄力の強い洗剤を使ったりして掃除すると、シンクに傷が付いてしまいます。シンクの傷に水垢がつき、サビの原因になることも少なくありません。

ハウスクリーニングでは、汚れの程度やキッチンの広さなどによって違いはあるものの、約1時間から3時間程度でキッチンの水垢をきれいに落としてくれます。さらに、水垢が溜まりやすい排水口も併せて掃除してくれます。

また、換気扇やガス台の汚れが気になるときは、オプションで併せて掃除してくれる業者もありますから、相談してみましょう。

浴室

浴室は、石鹸カスだけではなく、皮脂汚れや髪の毛が溜まりやすい水回りです。加えて、高温多湿になることが多く、カビの繁殖には好条件が揃います。

毎日使う場所だから、掃除を欠かさないという人がほとんどでしょうが、浴室の隅に溜まった水垢はなかなか落とせません。

ハウスクリーニングでは、日常的な掃除では行き届かない浴室の隅々まできれいに掃除してくれます。また水垢の除去だけではなく、カビや排水口のぬめりを落とすことも依頼できます。

ハウスクリーニングに浴室の掃除を依頼したときにかかる時間は、約1時間から3時間程度です。ただし、浴室の広さや汚れの程度、浴槽の機能などによって必要な時間が違うため、あらかじめ確認しましょう。

洗面所

洗面所は水回りのなかでも、洗顔料や歯磨き粉など、さまざまな種類の石鹸が使われる箇所です。

また、整髪料や化粧品が使われる場所でもあり、これらが汚れになる場合もあります。さらに、髪の毛がそのまま排水口に流れてしまうこともあります。

日常的に掃除をしていても、水垢が溜まりやすい箇所の1つなのです。また洗面所にある鏡やボール部分などにも水垢は溜まりやすく、家庭用洗剤や日常的な掃除ではきれいに水垢を落とせないことが多いです。

ハウスクリーニングでは、それぞれの汚れに合わせた方法で水垢を落とします。

また、洗面所は狭いスペースであることも多いため、クリーニングによって周辺に汚れが飛び散らないように養生してから作業をします。

洗面所の掃除にかかる時間は、約1時間から2時間程度です。

トイレ

トイレは、汚れに加えて臭いが気になる水回りの箇所です。またほかの水回りの箇所と同じように、日常的に掃除をしていても、水垢やカビも溜まりやすいです。

ハウスクリーニングでは、水垢やカビの汚れに加えて、トイレ汚れの特徴でもある尿石や臭いもきれいに取り除きます。また便器や便座だけではなく、床や壁、照明など、日常的な掃除では行き届かない箇所も依頼できます。

トイレのクリーニングにかかる時間は、約30分から1時間半程度であることが多いですが、トイレの形式や広さ、個数などによって違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

まずは見積もりを依頼しよう

水回りに溜まった水垢は、日常的な掃除では落とせないため、ハウスクリーニングへ依頼することがおすすめです。しかし、ハウスクリーニングに依頼するときに気になるのはやはり費用ではないでしょうか。

水垢を落とすために必要な費用は、汚れの程度や水回りの広さ、設備の機能などによって異なります。

そのため、ハウスクリーニングに水垢の掃除を依頼するときには、まず見積もりを依頼しましょう。

ポイント

見積もりは可能であれば複数の業者から貰うことがポイントです。
同じ作業内容でどの程度の費用がかかるのか比較しましょう。

また費用を比較するだけではなく、サービス内容やスタッフの対応をチェックすることも大切です。

基本料金が低く設定されているため、費用を安く感じても、追加料金やオプションサービスを依頼しなければ希望するクリーニングを行ってもらえないなど、悪質な料金形態の業者もあるため、注意しましょう。

見積もりを貰ってわからないことがあるときには、作業を依頼するまでに説明してもらっておくと、安心して依頼できます。
また複数の箇所のクリーニングをまとめて依頼すると、費用を抑えられる場合もあります。

水垢の掃除だけではなく、エアコンの掃除など、気になっているものの落とせない汚れがあるときには、ハウスクリーニング業者に相談してみましょう。

まとめ

こまめに掃除しているはずなのに、いつの間にか溜まってしまう水回りの水垢。一般的な家庭で使える洗剤や掃除道具では落とせない場合も多いものです。

そのようなときにはハウスクリーニングに依頼してみてはいかがでしょうか。

ハウスクリーニングでは、プロの技術と知識で汚れに応じた洗剤や掃除道具を使って、水垢を徹底的にきれいにしてくれます。
作業は周囲へ汚れが飛び散らないように養生してから行われるため、安心して依頼できます。

まずは見積もりを依頼して、必要な費用や時間を教えてもらいましょう。