毎日暮らしていれば水回りは、どうしても汚れます。水回りを使わずに生活することは不可能でしょう。
また水回りには、どれだけ丁寧に掃除をしていても、水垢が付いてしまい、水垢はなかなか完全に取ることが難しいものです。

日常的な掃除を欠かしているわけではないのに、水回りに付いてしまった水垢に困っているという人は多いのではないでしょうか。
さらに、無理に水垢を落とそうとして、台所のシンクや浴槽を傷付けてしまったという人も少なくありません。

実は、そのような厄介な水垢はプロに掃除を依頼することができます。
今回は、水垢をハウスクリーニングで落とすことについて、詳しくまとめたいと思います。

ハウスクリーニングを依頼して、厄介で面倒な水垢を退治してみませんか。

放っておくと…

水垢は、一回の大きな汚れで付いてしまうというよりは、日常の汚れの積み重ねの結果である場合が多いです。
また、家庭での掃除洗剤や掃除方法では、きれいに落とし切ることが難しいことも特徴です。

しかし、水垢を放っておくと、毎日使う洗剤などが同じ場所に付着し続けることになり、さらに落ちにくい汚れになってしまいます。
ひどいときには、水垢からカビが発生し、劣化の原因になったり、シンクや浴槽などの水回りに変色などが起きてしまう場合もあります。

ハウスクリーニングをすると

そのような厄介で面倒な水回りの水垢を落としたいときには、ハウスクリーニングを依頼するという方法があります。
一般的な家庭で使うことができる洗剤では、白くウロコ状になった水垢を完全に落とすことは不可能だと言われています。

そのような水垢が付いてしまったときには、ハウスクリーニングを依頼すると、専門の技術を持ったスタッフが水垢専用の洗剤などを使って、きれいに水垢を落としてくれます。

また、ハウスクリーニングに水垢を落としてもらうことで、単に汚れを落としてもらうだけではなく、新たに水垢が付きにくくなる効果を期待することもできます。

プロの方法とは？

では、家の汚れを落とすプロであるハウスクリーニングの業者は、どのような方法で水垢を落とすのでしょうか。

ここで紹介するものが、汚れを落とす方法のすべてではありませんが、プロがどのような方法で水垢を落とすのかを紹介したいと思います。

研磨

研磨とは、文字通り磨いて水垢を落とす方法です。
この方法は、ハウスクリーニングの業者でも、時間と労力を必要とします。

また、磨くことで水垢を落とそうとすると、汚れが落ちたとしても、どうしても細かい傷が付いてしまうことがあります。

目には見えない程度の細かい傷であったとしても、水回りの部材にの表面に細かい傷がついてしまうと、その傷にさらに汚れが付いてしまいやすくなります。

傷に汚れが付いたり、再び水垢が発生すると、次の掃除はこれまでの掃除より時間と労力を必要とします。

強力な業務用の洗浄剤を使う

水垢はアルカリ性の汚れだと言われています。
アルカリ性の汚れを落とすためには、酸性の洗剤が必要になります。

水垢を落とす方法に、お酢やレモン汁などが知られているのは、酸性を利用して汚れを落とすためです。
汚れがひどくないもので、比較的新しい水垢であれば、お酢やレモン汁などの酸性を使うことで、水垢を落とすことができます。

しかし、お酢やレモン汁は強い酸性ではありません。
このため、汚れがひどい水垢を落とすことは難しい場合がほとんどです。

ハウスクリーニングの業者が使う強い酸性の洗剤では、汚れがひどい水垢を落とすことができます。

家庭用に販売されているものより、効果が期待できますが、危険でもあるため、取り扱いには十分な注意が必要となり一般の家庭で掃除用品として取り入れることは難しい場合がほとんどです。

落とせないものもある

ハウスクリーニングの業者は、専門の技術や道具、知識があり、日常の掃除では落とせない水垢を落とすことができます。
しかし、ハウスクリーニングの業者でも落とせない汚れがあることを知っておきましょう。

シリカスケールと呼ばれる水垢で、この水垢は、洗剤には反応しないため、落とすことが難しいと言われています。
ハウスクリーニングの業者は掃除の専門家であるのだから、シリカスケールも落とせるだろうと思う人も多いかもしれません。

しかし、多くのハウスクリーニングの業者では、シリカスケールに対応した洗剤を持っていないことがほとんどです。
このため、シリカスケールは落とせないこともあります。

費用は？

ここからは、自分では落とせなくなってしまった水垢をハウスクリーニングの業者に依頼して落としてもらうときに、どの程度の費用が掛かるのかについてお話したいと思います。

通常のお風呂掃除をハウスクリーニングに依頼する場合には、約15,000円前後が相場であると言われています。
ただし、汚れの状態や水回りの広さによって、費用は異なります。

また、水垢が付くのはお風呂だけではありません。水回りに付くものが水垢ですから、家のすべての水垢を落として欲しいという依頼になると費用は上がる可能性もあります。

見積もりをもらおう

水垢を落としてもらうためにハウスクリーニングを業者に依頼するときには、見積もりをもらうようにしましょう。

見積もりでは、どの程度の範囲の掃除にどれくらいの時間が掛かるのか、費用はどの程度かかるのかなどが書かれているかを確認しましょう。

また追加料金が掛かるのか、求めているサービスが含まれた金額が書かれた見積もりであるかなどをチェックする必要があります。
見積もりをもらって、わからないことがあれば、依頼する前に業者に聞くこともポイントです。

わからないまま依頼して、受けたいサービスを受けられなかったということがないようにしましょう。

まとめ

ここまで、毎日使う水回りに付いてしまった水垢をハウスクリーニングの業者に依頼して落としてもらうことについて、詳しく紹介しました。

水垢は放っておくと、どんどん頑固な汚れになるだけではなく、水回りの劣化を早めることにもつながります。
しかし、家庭で使える洗剤は限られており、落とせる水垢に限界があることは少なくありません。

そのようなとき、ハウスクリーニングの業者に依頼することで、水垢をきれいに落としてもらうことができます。

汚れの程度や範囲によって、費用が異なる場合があるため、水垢をハウスクリーニングの業者に落として欲しいと思ったときには、一度相談してみてはどうでしょうか。