フローリングの掃除は

フローリングの汚れが目立たないように、こまめに掃除している人は多いのではないでしょうか。

しかし、フローリングは、掃除に体力を必要とするだけではなく、こまめにして手入れしてもすぐに汚れが目立ってしまい、ピカピカな状態を保つことは難しいものです。

それでも床はピカピカに保ちたいもの。そのようなときは、フローリングの掃除をハウスクリーニングに依頼する方法があります。
今回は、フローリングの掃除をハウスクリーニングに依頼するときに知っておきたいことをわかりやすく紹介します。

フローリングの汚れの原因

フローリングの汚れは、何かをこぼしたり、ほこりが溜まったりすることに加えて、人の皮脂も原因の1つです。

フローリングを裸足で歩くと、足の裏の古い皮の皮脂がフローリングにつき、汚れになってしまいます。特に、リビングのフローリングは、家族が共有するスペースであるため、汚れがつきやすいのです。

また、フローリングは、食べカスや水分がそのまま染み込んで、汚れやシミになります。汚れが溜まれば、カビが発生する原因にもなります。

ワックス剥離の場合も

フローリングが汚れる原因は、ワックス剝離の場合もあります。フローリングの表面に塗られたワックスが、劣化などによって剥がれるとツヤを失います。

また、ワックスが剥がれた箇所に汚れが溜まることもあります。

ワックス剝離は日常生活のなかで起きる摩擦が重なって、時の経過とともに起きることもあれば、ペットの爪などが擦れて起きることもあります。

ハウスクリーニングでは

ハウスクリーニングにフローリングの掃除を依頼すると、プロが使用できる専用の洗剤や掃除用具を使って、家庭用洗剤では落ちない頑固な汚れを落としてもらえます。また、日頃の掃除では、行き届かない隅々までピカピカにしてもらえます。

フローリングを隅々まで掃除することは、体力を使うものですが、ハウスクリーニングに依頼すれば、約1時間から2時間程度で、フローリングの床がピカピカになります。

ワックスがけも

ワックスが剥がれていたり、汚れたりしていることに気づいても、自分でワックスがけを行うことは難しいものです。

ワックスがけがうまくできないと、ツヤが出ないだけではなく、フローリングそのものを傷めてしまう場合もあります。また、古いワックスがしっかり剥離できないと、新しいワックスをきれいに塗布できません。

ハウスクリーニングでは、新しいワックスがけをすることはもちろん、古いワックスもきれいに剥がしてくれます。そのため、新しくワックスを塗っても、床にワックスのヨレやムラができません。

また、ワックスの臭いや耐久性が気になるときには、ワックスの種類を選べる業者もあります。

小さな子どもやペットがいる家庭では、万が一子どもやペットが床を舐めてしまっても安全なものや、作業中に嫌な臭いを避けられるものもあります。

家具移動もお任せ

フローリングの掃除が大変な理由には、家具の移動があります。ハウスクリーニングでは、掃除だけではなく、家具の移動も任せられます。

フローリングの掃除を隅々までやろうと思うと、家具を動かさなければなりません。大きく重い家具であれば、重労働です。

しかし、ハウスクリーニングでは、家具移動も行い、家具が汚れないように養生してから、作業をしてもらえます。もちろん作業が終わったあとには、元の位置に戻してもらえます。

費用は

ハウスクリーニングにフローリングの掃除を依頼するときの費用は、部屋の広さや汚れの程度、ワックスがけの有無などによって異なります。

多くの場合で基本料金は約12,000円程度が相場です。基本料金には、床の拭き掃除や家具の養生などが含まれています。
ただし、ワックスがけや古いワックスの剥離は、必要に応じた作業になるため、追加料金に設定している業者が多いです。

また、フローリングの掃除をするときの家具移動の量が多かったり、大きく重い家具であったりする場合などには、費用が追加される場合があります。

家具移動の費用を抑えたいときには、自分で移動できるものはあらかじめ移動しておくと良いでしょう。自分で移動させておけば、誤って壊れたり汚れたりしてトラブルになることも避けられます。

ハウスクリーニングを依頼する前に

ハウスクリーニングにフローリングの掃除を依頼するときには、まず見積もりを取って、費用を確認しましょう。
費用は、単に金額だけを見るのではなく、料金設定を確認することもポイントです。

基本料金が安く設定されていても、追加料金やオプションプランが用意され、それらを利用しなければ必要な作業をしてもらえない料金形態を取っている悪質な業者もあります。

見積もりで提示された費用に、希望するサービスが含まれているかを確認しましょう。

スタッフの対応もチェック

見積もりを依頼するときには、スタッフの対応もチェックしたいポイントです。

大切な家のフローリングの掃除を依頼するときに、やはり雑な扱いや、素っ気ない対応では心配になります。質問に丁寧に答えてくれるか、わかりやすく親切な説明であるかなどをチェックして、安心して作業を依頼できる業者を選びましょう。

損害保険の加入の有無

ハウスクリーニング業者が損害保険に加入しているかを確認しましょう。
ハウスクリーニングでは、フローリングの隅々まで掃除したり、ワックスがけをしたりするために、さまざまな作業を行います。

作業中は、部屋の中にあるものやフローリングを傷つけないように細心の注意が払われます。

しかし、どうしても人が行う作業なので完璧に作業できない場合もあります。万が一、部屋にあるものやフローリングが傷ついてしまったとき、損害保険に加入している業者であれば、補償の対象になります。

まとめ

さまざまな原因で汚れやすいフローリング。こまめに掃除していても、隅々までピカピカにするのは難しいものです。また家庭用の洗剤や掃除用具では落ちにくい汚れも少なくありません。そのようなときは、ハウスクリーニングに依頼してみてはいかがでしょうか。

ハウスクリーニングでは、自分では難しいフローリングのワックスがけも、ヨレやムラなくきれいに仕上げてくれます。また作業をスムーズに進めるために、家具移動も任せられます。

見積もりで料金やサービスの内容を確認して、納得できるハウスクリーニング業者に依頼してみてはいかがでしょうか。